プロテインで痩せる方法
コロナによる自粛生活の中、「プロテイン市場が好調 「コロナ太り」対策で注目高まる」というニュースがありました。(日本食糧新聞より)
リモートワークで通勤等による運動量が減り、また、いつでも食べられる環境にあることで「コロナ太り」をしてしまい、その対策のためにプロテインが注目されたようです。
このように「プロテインは筋トレする人のもの」というイメージから、最近では女性向けのものができたり、ダイエットに特化したものも多く見かけるようになりました。
さてこのプロテイン、飲むだけで痩せるのでしょうか?
1.プロテインとは?
・たんぱく質のこと
・糖質、脂質とともに体に必要な「三大栄養素」のひとつ
・筋肉をはじめ、爪、髪、皮膚、血液、その他体内の臓器を構成する要素となる
日本では白いパウダー状で、水などで溶いて飲む栄養補助食品として認識されることが多いようです。これらのプロテインパウダーは牛乳や大豆などを原料として作られています。
プロテインで痩せるのはなぜでしょうか?
2.プロテインで痩せるしくみ
「プロテインで痩せる」と言われるのには、次のような理由があります。
プロテインは筋肉になる
↓
筋肉が増えると「安静時代謝」が上がる
↓
安静時代謝とは「生命の維持にのみ」必要なエネルギー代謝
(寝ているだけでも消費される)
↓
筋肉が増えることで「安静時代謝」が上がり、消費カロリーが増えて痩せる
理論的にはこのような理由になります。ところがそう簡単にはいきません。
その理由をみていきましょう。
3.プロテインで太る人
痩せると評判のプロテインですが、次のような場合、逆に太ってしまうことがあります。
☑ 「一日の消費カロリー<一日の摂取カロリー」の状態の人
☑ 運動を全くしないでプロテインを大量に飲んでいる人
☑ 他の栄養素と比較してプロテインの量が多すぎる人
プロテイン(たんぱく質)は、運動(激しい運動のみでなく)などで筋肉を使い、破壊された筋肉組織を修復する際に使われますが、過剰に摂取された場合は脂肪として蓄積されます。
また、「5大栄養素」と呼ばれる「糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル」がバランスよく整っていなければ、筋肉になってくれません。
「飲めば飲むだけ痩せる」
「プロテインならどんなに摂っても太らない」
と思っている人も要注意です。
4.摂りすぎると逆効果?
体に必要な栄養素を含むプロテインですが、摂りすぎることで、太る、脂肪として蓄積される、という目に見える影響だけでなく、内臓にも影響を及ぼします。
☑ カロリーオーバー
☑ 肝臓や腎臓に過度な負担がかかり、疲れやすくなったり、臓器の働きが悪くなる
☑ 悪玉菌が増えて腸内環境が乱れ、肌荒れや便秘、下痢などの不調の原因になる
(おもにホエイ、カゼインの場合。ソイであっても体質に合わない場合は同じ)
太るだけでなく、健康への影響もあるのですね。
またこれらの症状は、痩せにくくなる原因にもなります。
市販のプロテイン商品には、飲みやすくするため甘味料が追加されていることがあります。これが人工甘味料であった場合、結果太りやすくなります。→「ゼロカロリーで太る?」https://serehapi.jp/zero/
5.プロテインのメリット
でも正しく摂れば、メリットもきちんとあります。
○ カロリーを抑えて効率よくたんぱく質を摂取できる
○ 必要なときにすばやく摂取できる
○ 手軽に摂取できる
○ 規定量を守れば、消化吸収が素早く、胃腸への負担も少ない
特に以下のような人にはメリットや、健康を維持するために活用するとよいでしょう。
○ アスリートや激しい筋トレをしている人
○ 欠食が多い人
○ 少食の人
○ 栄養バランスをとることが難しい人
プロテインは「栄養補助食品」あくまでも、基本の食生活の補助なのです。適度な運動とバランスを意識した食生活に、メリットを活かして上手にとりいれましょう。
セレハピダイエットでは、そんな栄養の基本をきちんと身に付けることができます。
基本の食生活が整わなければ、どんな高価なサプリも効果を発揮してくれません。
また基本の食事が整うことで、余分なサプリがいらなくなることもあるでしょう。
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