食べすぎてしまう人が持っている思考の特徴とは
身の回りで起こった出来事を、「自分の責任だ」と感じることがありませんか?
例えば…
子どもが言うことをきかない。
私のしつけがなっていないからだ。
夫がなぜか不機嫌になっている。
私が何か悪いことをしたのかな。
部屋が片付かない。
段取りよく家事ができないからだ。
もっとしっかりやらなければ!
一見責任感が強く、しっかりしているように思えますよね。
でもこの根底には「私はダメな人間だ」という設定があり、このとき脳内ではこのようなことが起こっています。
しっかりやらなければいけないのにできない私はダメな人間だ。
だから休まず家事をして仕事をしなければいけない。
休まず動くことで、やっとマイナスを埋めることができる。
存在を認められる。
とても悲しいですよね。
自分に厳しく、休まず動き回る人の心の底にはこんな思いがあったりします。
ではなぜ、このように思ってしまうのでしょうか?
それは私たちが知らず知らず身に付けた「思い込み」にあります。
たとえば産まれたての赤ちゃん。
泣いて飲んでおなかいっぱいになってまた眠る。
オムツが汚れればまた泣き、それを変えてあげる。
抱っこしてほしくて泣き、叶えてあげたらまた眠る。
ただ、それだけ。
だからといって私たちは、それを悪いとは思いませんよね。
そもそも私たちは、なにかをしてほしくて迎え入れたわけではない。
ただいるだけでいい。
それだけだったはずです。
でも成長するにつれ、社会に適応させようとします。
そしてそうなるような言葉をかけられます。
「お友達と仲良くしなければいけない」
「先生の言うことをきかなければいけない」
「ちゃんと勉強して良い成績をとるべきだ」
私たちはみんな「必要とされたい、認められたい」と思っています。
そのためにはこれらの条件を満たすことが必要だと思うようになります。
そしてそれを満たすためにがんばろうとします。
条件を満たせないときは、「自分には価値がない」と思ってしまいます。
自分を「価値のない人間だ」という設定にしてしまうので、必要とされるため、認められるためにがんばり続けます。
でもどんなにがんばっても、設定が「価値のない人間」のままだと、いつまでたっても報われることがありません。
そしてがんばり続けます。
認めてもらえなくて悲しい。わかってもらえなくてさみしい。
でも認めてもらえない。わかってもらえない。
これを繰り返してることがストレスになります。
人はストレスを感じると自分を守るために幸福感を味わおうとします。
手っ取り早いのが「食べること」
中にはギャンブルやお酒、買い物、恋愛などの方もいるかもしれません。
でも本当に満たされたいことは、食べることやその他のことでは満たされないですよね。
だって「認められたい」「必要とされたい」のですから。
それを叶えるためにがんばっているのだから。
では、どうしたらいいのでしょうか?
それは自分自身の設定を書き換えることです。
本当は「いるだけでいい」存在だったはずなのに「○○でなければいけない」「○○であるべきだ」という条件が付き、そうでない自分を「価値がない」というまちがった設定にしてしまった。
本来の「いるだけでいい」無条件に価値があると思い出すことです。
これには少しの勇気と時間、そして「栄養」が必要になります。
まずはバランスの良い食事。
そして「私には無条件に価値がある!」と自分に言い聞かせてみてください。
セレハピダイエットでは、必要な栄養と自分自身への設定の変え方をお伝えしています。