体型を変えることが健康になる最短の道
あなたは今、何歳ですか?
身長は何センチですか?
体重は?体脂肪は?
さらに質問です。
あなたは実年齢より若く見られますか?それとも老けて見られますか?
実際の身長より大きくみられることが多いですか?
体重はどうですか?体脂肪は?
実際の年齢より若く見られる。
実際の体重より軽くみられる。
実際の体脂肪より少ないと思われる。
もしそうなったとしたら、うれしいですよね。
でもこれが逆だったらどうでしょう?
実際より老けて見られる。
実際の体重や体脂肪の割には太って見える。
これがもしダイエットをがんばっての結果だとしたら…
悲しいですよね?
なぜそんなことが起こってしまうのでしょうか?
実際より太って見える原因①
筋肉がないから
筋肉と脂肪では、どちらが重いと思いますか?
たとえば同じ大きさの脂肪と筋肉があったとしたら、どちらが重いでしょうか?
正解は「筋肉」
同じ量であっても、筋肉は脂肪よりも重いのです。
ということは、同じ1キロの脂肪と筋肉だったら…?
脂肪のほうが量が多いのです!
このため同じ体重であっても脂肪が多い人は太って見え、筋肉が多い人は痩せて見えるのです。
また脂肪は、筋肉よりもふわふわと柔らかいため、太ってみえるということもあります。
実際より太って見える原因②
姿勢が悪いから
同じ人でも、姿勢の違いで実際の体重より太って見えたり、または痩せて見えたりすることがあります。
下のイラストを見てください。
①が正しい姿勢なのに対して、②は猫背、③は反り腰。
②の猫背の場合、おなかがぽっこりと出ているように見えてしまいます。
③の反り腰の場合、お尻は上がって見えるかもしれませんが、これもやはりおなかを突き出しているため、出ているように見えてしまいます。
猫背の姿勢を続けていると、首の後ろにお肉がつき始めます。さらに二の腕にもつきやすくなり、お尻は垂れます。
反り腰は腰痛の原因になりやすく、脚の付け根がつねに曲がって圧迫されているためリンパの流れが悪くなり、脚が太くなります。
このように姿勢が悪いと太って見えるだけでなく、本当に太っていくのです。
体型を変えるために必要なのは運動ではなく「食事」
実際より太って見えてしまう原因の多くは「筋肉」にあるということがわかりました。
では筋肉をつけるためにはどうしたらいいのでしょうか?
多くの方はここで「運動」と思うかもしれません。運動も大切です。
でも筋肉を作るためには、そのものになる「栄養」が必要です。
プロテインなどでおなじみの「たんぱく質」がそれです。
しかしたんぱく質ばかりを摂っても筋肉になるわけではありません。
摂ったたんぱく質を筋肉に変えるためには、ビタミンやミネラルが必要になります。
体重や体脂肪ばかりを重視したダイエットでは、栄養バランスがくずれがちです。
糖質カットや、たんぱく質やある特定の食品だけを食べてみたり。
たしかにそのときは落ちるかもしれませんが、長くは続きません。
正しく栄養を摂り適度に体を動かしていると、体型が変わります。
体型が変わると自然と自信がつき、姿勢も良くなるでしょう。
ダイエットは、体重体脂肪に目がいってしまいがち。
でも数字にとらわれたダイエットでは体型を崩し、健康にもなれません。
数字を目安としながら体型を整えていくことで、健康的に痩せることができます。
また健康的に痩せて手に入れた体型は、維持もしやすくなります。
無理のない続けられるダイエットで、リバウンドしない健康的な体を手に入れましょう。