実は太る?ゼロカロリーの危険な正体とは!?
はじめてゼロカロリーの商品を見たときの衝撃は忘れられません。
なんてすばらしいものができたんだ!
と、感動すら覚えたくらい。
これならいくら食べても太らない!
サンドウィッチマンも歌ってましたね。
どんだけ食べてもゼロカロリー!
ウマァーベラス♪ウマァーベラス♪
今では笑い話ですが、そのころはそれだけ「カロリー」というものにしばられて、「カロリーを減らしさえすれば痩せる!」と思い込んでいた。
そしていつもなにか物足りなさを感じ「食べたい!」という欲求と戦っていた。
だから私にとって「ゼロカロリー」はまさに神でした。
でもそんな魔法みたいなもの、本当があるはずがないのです…
魔法はいつか解けてしまうんだよ…
そのときひきかえにいただくものは…
そんなふうに悪魔がささやいています。
今回はそんなゼロカロリーの落とし穴についてお話しします。
ゼロカロリー表示の意味
いろいろなところで見かけるようになった「ゼロカロリー」または「カロリーゼロ」
スポーツドリンクだったり、甘い飲み物、ビールやお菓子にも。
ところがカロリー表示を見ると、
「100gあたり〇kcal」
の表示が。
実は法律上、
100g(または100ml)あたり5kcal以下であれば「ゼロカロリー」と謳える
のです。
なるほど!問題はそこか!
だからゼロカロリーでも太っちゃうのね!
ちょっと待ってください。よく考えてみてください。
ペットボトル1本500mlだとして、100mlあたり5kcal、1本飲んでも25kcal。
これくらいなら
太るレベルではないですよね…
ではなぜ太るのか?
それは、
ゼロカロリー食品に使われている人工甘味料が関係しています。
人工甘味料とは?
ヒトが古くから甘味料として使ってきたのはサトウキビやハチミツ、メープルなど、自然にあるものから抽出した成分で作られる、天然甘味料。
対して人工甘味料とは、もともと自然界には存在せず、その名の通り化学的に合成して製造される甘味料のこと。
これら人工甘味料は非常に強い甘みを持っています。
一例として
・アスパルテーム=砂糖の200倍
・アセスルファムK=砂糖の200倍
・スクラロース=砂糖の600倍
といった具合です。
砂糖と同じ甘みを出すための使用量とカロリーは
砂糖:200g=760kcal、
アスパルテーム:1g=4kcal
スクラロース:0.3g=0kcal
出ました!ゼロカロリー!
だったら
どんだけ食べても大丈夫じゃん!
なのに何故?
それは人工甘味料が、
人間が本来持っている味覚や糖代謝のメカニズムを狂わせるからなのです。
人工甘味料が人体に与える影響
おいしくてゼロカロリーを実現できる、魔法のような食材「人工甘味料」ですが、実はこのような深刻な影響があると言われているのです。
① 味覚を狂わせる
人工甘味料の強い甘味に慣れると、甘味に対する感覚が鈍くなり、より甘い糖質を多く摂取する可能性があります。これにより、人工甘味料以外のところで大量の砂糖を摂取することにつながります。
② 糖代謝異常により脂肪として蓄えられる
人工甘味料は糖質として感知されないため、通常の「甘いものを食べる→血糖値が上がる→インスリンというホルモンが分泌される」という機能が働きません。するといざ本当に糖質が入ってきたときにこのインスリンが分泌されなくなります。インスリンは糖をエネルギーに変えてくれますが(糖代謝)これが働かないと脂肪としてため込まれたり、血液中の糖質が過剰になり、糖尿病のリスクが高まります。
③ 酵素を無駄遣いする
人の体は自然にないものは消化しにくいという性質があり、酵素を大量に消費してしまいます。すると代謝酵素に回る分が減ってしまい、毒素の排出や脂肪燃焼などの機能が弱くなります。
このように、そのときは♪ゼロカロリー♪であったとしてもその代償は大きく、太るだけでなく健康を害することにもなります。
人工甘味料に限らず添加物の多くは体への負担になり、体内に蓄積されたりします。
かといってすべて避けて生活するのは難しいのが実情ですよね。
これらをデトックスすることで本来持っている機能を取り戻し、健康的な美しさを手に入れたいですね。
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